誰もが年齢を重ねると、お肌に対する悩みはたくさん出てきます。
しみ・しわ・たるみ・くすみなど・・・。
数え上げたらきりが有りません。
食事や運動などの生活習慣がお肌にも影響があると知っていますが、
私のように年齢肌の悩みを持つ人はどのような美容成分を配合されている
スキンケアを選ぶと効果を実感できるのでしょうか?
アンチエイジングに有効な成分を配合しているスキンケアと成分の説明をします。
肌悩み別に分けて、効果的な成分のお話をします。
自分の肌悩みに合う成分を選ぶ
肌の悩みは沢山ありますが、3つに分類しました。
分類としては
- 乾燥・目尻のしわ・小じわで悩む方
- しみ・くすみ・色素沈着で悩む方
- 深いしわ・たるみで悩む方
としました。
このような年齢肌の悩みの原因は
- 乾燥
- 光老化
- 酸化
- 糖化
- 皮膚が薄くなる
の5つの原因があります。この5つの原因が絡みあい、お肌を老化させていきます。
乾燥・目尻のしわ・小じわで悩む方
原因は乾燥が原因です。
セラミドやヒアルロン酸で水分保持
乾燥や目尻のしわや小じわで悩んでいる方にはセラミドやヒアルロン酸は、お馴染みの名前だと思います。
お肌の水分を保持するには、肌表面部分の0.02mmの薄い角質層の中の細胞間脂質が重要な働きをしています。
角質層は、皮膚の表面にある層なのですが、 平たい角質細胞が重なり、その細胞と細胞の間を埋めるのが細胞間脂質です。細胞間脂質のほとんどが「セラミド」です。
セラミドは親油性と親水性の両方の性質を持ち、層状に整列して肌から水分が逃げないように働きます。
たとえば、細胞をレンガブロックのひとつだとすると、細胞間脂質は
そのレンガブロックを固定するセメントのような役目をしています。
このように細胞のひとつ、ひとつが固定されることにより剥がれにくくなり、
隙間が出来ないので水分の蒸発を防いでいるのです。
冬は空気が乾燥しているために、お肌の状態も乾燥してセラミドが少なくなってしまいます。又、年齢を重ねてもセラミドは減ってきます。そのため、肌は保湿力を失い乾燥肌になってしまいます。
ヒアルロン酸はもともと人間の体内にある成分です。
保水力に優れ、1gで6Lもの水分抱え込めるという特徴があります。体内の水分保持には欠かせない成分で、肌や関節・血管などに存在します。
肌では真皮層にあり肌の保湿性や粘弾性の維持や肌のシワやたるみの予防などクションの役割で細胞を守っています。ヒアルロン酸は、赤ちゃんの頃が一番多くたっぷりありますが、40歳頃になると約半分、60代になると4分の1程度にまで減ってしまいます。
セラミドやヒアルロン酸を配合している化粧品は乾燥や小じわ・バリア機能低下による肌荒れなどに効果的です。セラミドは肌なじみがよく、べとつかず、肌のセラミドが失われて角質が乱れたところほど、よく吸収されます。
セラミド配合の化粧品は、
小林製薬のヒフミドがおすすめです。
しみ・くすみ・色素沈着で悩む方
原因は光老化です。
紫外線を長年浴び続けることで、しみやしわ、たるみなどを引き起こしてしまうことです。
光老化は紫外線による老化であるため紫外線から肌を守る事で、くいとめることができます。
普通の老化は肌機能や女性ホルモンの働きの低下が原因です。
紫外線対策
まず、紫外線対策をすることで、今以上シミを増やさないようにします。
しみに効果的なビタミンC配合のスキンケア製品を使うようにしましょう。
といってもビタミンCは、すぐ酸化してしまい不安定な物質です。ビタミンCを安定化させるために開発されたのがビタミンC誘導体です。
ビタミンCを浸透させてくれるビタミンC誘導体が含まれる化粧品や、最近ではビタミンCの粒子を効果的に肌の奥まで届けてくれる化粧品もありますので、シミに効果的なスキンケアを選びましょう。
ターンオーバーの活性化とビタミンCでしみ・くすみ予防
できてしまったシミを早く角質層まで押し上げて剥がれすようにターンオーバーの活性化を促すようにしましょう。
最も手っ取り早い方法にピーリング(皮をむく)というものがあります。
ピーリング剤もたくさんありますが、年齢肌に適しているものは洗い流すタイプのものです。
「フルーツ酸」でお肌の角質を溶かし、お肌の新陳代謝を促す方法です。
くすみで悩んでいる方は、お肌の透明感を導くアルブチン、ハイドロキノンなどの美白成分を配合したピーリング剤を選ぶと、更に効果的です。
深いしわ・たるみで悩む方
たるみの原因は乾燥・光老化・酸化・糖化・皮膚が薄くなることです。
乾燥と光老化に関してはすでにお話していますので、酸化・糖化・皮膚が薄くなることについてお話します。
酸化
私たちはうまれ落ちてすぐから呼吸を始めますが、呼吸とともに生まれるのが活性酸素です。
呼吸によって体内に運び込まれた酸素のうち、エネルギーとして使いきれずに残ってしまったものが活性酸素へと変化し、脂質と結合して細胞を酸化させます。
細胞が酸化すると、真皮のコラーゲンが硬くなって弾力が低下するなど、老化が進行していきます。
コラーゲン・エラスチン生成の成分配合のスキンケア
コラーゲンは真皮に存在する肌の土台とも言えるタンパク質で、30歳を過ぎる頃から体内での合成力が衰えはじめ、コラーゲン量は減少します。エラスチンにはコラーゲン同士を結び付けて固定し、より頑丈に肌を支えられるようにする働きがあります。エラスチンが減少すると、肌の弾力が失われしわやたるみが出来ます。
コラーゲンやエラスチン配合の化粧品は特に深いシワやタルミの改善に効果的です。
アスタリフト (ASTALIFT) コラーゲンドリンク ピュア コラーゲン 10000
成長因子(EFG・FGF・プラセンタ)配合のスキンケア
EGFは体の成長や肌の健康の維持にかかせないタンパク質の一種で、皮膚やコラーゲンを修復・再生する成長因子です。EGFはもともと体内に存在しますが、年齢と共に減少します。
EGFは別名ヒトオリゴペプチドと呼ばれ、健康な肌に含まれる53個のアミノ酸から抽出された安全な成分です。
プラセンタも牛や馬の胎盤(たいばん)から細胞分裂を促進する成長因子と栄養分を抽出物したもので、肌を美しくしたり、傷んだ肌を修復したり、体を若々しく保ったりする栄養素や、細胞の分裂・増殖を促進させる成長因子(グロスファクター)があると言われています。
成長因子は、神経を成長させたり、肝細胞の再生を促したり、皮膚の増殖に係わる因子をはじめ10数種類以上も含まれ、自然治癒力だけではなく、アンチエイジング(抗老化)にも有効に作用すると報告されています。
EGFやプラセンタを配合している化粧品は、衰えていく肌の成長機能を高めて、総合的にアンチエイジングしていくという考え方のものと言えます。
活性酸素を無害化するフラーレン
活性酸素の除去に効果的な美容成分はフラーレンがあります。
抗酸化力はビタミンCの172倍といわれ、ほとんどの活性酸素を無害化するということです。
紫外線で発生する活性酸素に適応することで、老化防止(エイジングケア)のスキンケアに
配合されて、人気を集めています。
他の抗酸化成分は、自分自身が身代わりとなって酸化されるのが、この「フラーレン」は
活性酸素を吸着して酸化を防ぐのです。
糖化
糖化とは、タンパク質と糖質が結びついてしまい糖化が起こります。
糖化とは、身体の中でタンパク質と余分な糖が結びついてタンパク質が変性、劣化してAGEs(糖化最終生成物)という名の老化物質を生成する反応をいいます。 この老化物質AGEsは分解されにくく、そのAGEsの蓄積は肌や髪、骨など全身の老化を進行させ、さらに体調不良や様々な病気(糖尿病、高血圧、がん等々)の温床にもなります。
www.synergy-clinic.com/glycation/より引用
糖化の予防は究極のアンチエイジング対策
- 低GI値の食品を選ぶ。・・・血糖値が上がりにくい食品を食べる
- 有酸素運動をする。
- 睡眠は6時間以上
- 紫外線対策
まとめ
エイジングケア製品は
美容液ならリペアジェル
をおすすめします。