私たち人間の体は、年齢と共に水分が失われ、乾燥状態に近づきます。もちろんそれは、肌にとっても同じことです。このようにただ年齢を重ねるだけで、私たちの肌は乾燥していきます。
加齢が進むことで、肌の水分が減少し、それに伴ってハリや弾力なども失われていきます。その結果、シワやたるみなどが起こりやすくなるのです。
年齢肌には、様々な肌トラブルが起こりやすい状態となっています。シワ、たるみを始め、毛穴の開きやぶつぶつなども出てきます。
そのぶつぶつが首にできるということがあります。
私たちは、お顔は一所懸命にお手入れしても、首のことはあとまわしにしがちです。すると、いつの間にか首にぶつぶつができていたということ気が付きます。
このぶつぶつをそのままにしておくと、数が増えていき大きくなっていくということがあります。
今回は、首のぶつぶつについてお話していきます。
一言でぶつぶつ、と言っても、どのような形なのか?痛みはあるのか?赤みは?など、実際の形状によって対応が違ってきます。
ぶつぶつの原因は?
首にできるのは、首にはいろいろな摩擦が加わるからです。例えば、肌と肌の摩擦や肌と洋服との摩擦です。
皮膚の老廃物が蓄積して、角質層が厚くなりますが、そのまま放置しておくとぶつぶつになることがあります。
首にぶつぶつができると、夏でもスカーフなどで首元を隠したくなります。常に首を隠したままのスタイルになってしまいますので、ネックレスなどのおしゃれが楽しめません。
この肌老化のぶつぶつは、お手入れの方法で減らすことができますので、十分にお手入れをしましょう。
ぶつぶつの症状から見ていきましょう。
押すと痛い、赤みがある場合
ニキビや吹き出物の可能性が高いです。
年齢肌は、肌の奥から乾燥している状態ですから、肌の表面を保湿しようと皮脂腺が活発になります。そこに、メイク汚れや、ホコリ、雑菌などが毛穴に残ってしまうと炎症を起こし、ニキビや吹き出物となるのです。
対策としては、十分な保湿ケア、丁寧なクレンジング、ストレスを溜めない生活などが挙げられます。
痛みや赤みがなく、ぶつっと出ていて固い場合
肌老化によって角質が固まってしまったものの可能性が高いです。
乾燥によって肌のターンオーバーが乱れ、正常に古い角質が排出されにくくなり、肌の表面にいつまでも残っていると、外部からの刺激や紫外線によって徐々に固くイボのようになってくるのです。こ
のぶつぶつ、皮膚の薄い目元やデコルテ部分に出やすく、ぷっくりと目立つので、年齢肌を持つ女性にとっては悩みの種になりがちです。
この対策としては、十分な保湿ケア、丁寧なクレンジング、そして生活習慣の改善や紫外線カットなどが挙げられます。
年齢肌でも、保湿ケアが十分にされていれば、ターンオーバーも正常に戻ります。
ただし、年齢肌は肌の奥の層から乾燥している場合が多いため、スキンケアアイテムは、より肌の奥にアプローチできるものや、長時間水分を逃しにくい成分の入っているものを選ぶと良いでしょう。
また、目元にはアイクリームなどでたっぷり保湿ケアしましょう。小ジワ対策にもなります。
現在では、この肌老化による目元やデコルテのぶつぶつ対策クリームも多く販売されています。
肌を滑らかに整える成分が入っており、通常のスキンケアの延長でケアが可能です。自分の肌質に合うものを選びましょう。
クレンジングは、肌に優しいジェルやミルクタイプがお勧めです。肌に伸ばしやすく、穏やかな洗い心地なので、肌に必要な油分を奪わずに洗い流せます。
また、デコルテのぶつぶつを回避するには、摩擦の起こりやすいものを避ける必要があります。
例えば、ネックレスや、ぴったりとした衣類は、デコルテを摩擦し刺激してしまうこともあります。
ネックレスの代わりにスカーフを巻いたり、衣類の上にネックレスをするなど、皮膚にあたらない工夫をしましょう。
また、衣類はデコルテに余裕のあるものを着用するのがお勧めです。
年齢肌に現れる肌トラブル、適切な対応で、キレイな肌を目指しましょう。
まとめ
年齢肌のぶつぶつの原因は、肌の老化や紫外線の影響でできることがあります。
お顔と同じように紫外線対策をきちんと行うことと保湿対策を行うことがぶつぶつを作らせない大きな要素です。デコルテ用にわざわざお手入れ用品をそろえるのではなく、現在使っているものをデコルテにも使いましょう。
また、紫外線対策としては、飲む日焼け止めもがあります。
日焼け止めクリームと違い洋服などにもつかないのでデコルテ部分などにはとても便利です。
首や顔のぶつぶつは見ただけで年齢を感じさせます。
きちんとしたお手入れで、首や顔のぶつぶつを減らしいつまでも若々しい肌でいたいものです。