出来てしまったシミを消したいのに、いつの間にか濃いシミになっていたという事がありませんか?
シミを消したいと思って美白化粧品を使っているのに、薄く成るどころがかえってシミが濃くなってきたような気がしている。
紫外線対策は徹底したのに、シミができてる・・・。
という事がありませんか?
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という質問にお答えします。
シミをどうにかして消したいと考えている方は参考にしてください。
出来たシミを消すには?
いくらシミを消したいと思っていても、あなたのシミは消せるシミですか?
消せるシミか消せないシミかを見分けないといけません。
それには、
- 自宅で消せるシミか確認する。
- 消せるシミに効果的な成分を探す
という事が大切です。
順を追って説明します。
消したいシミは自宅で消せるシミですか?
消したいシミはどんなシミなのかを調べましょう。
シミの種類は4種類
- 肝斑(かんぱん)
- 老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
- 炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)
- 雀卵斑(じゃくらんはん)
です。
肝斑(かんぱん)
トランシーノより引用
肝斑は、左右対称の薄茶色のシミです。美白成分でシミを消すことが可能です。
市販の飲み薬ではトランシーノが有名です。
【第1類医薬品】トランシーノII(240錠)【トランシーノ】
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
顔や腕、手の甲、肩など、紫外線に当たりやすいところに出る濃い褐色のシミのことです。
紫外線を浴びた年月に関係していることから原因の一つは紫外線と考えられています。
一般的に「シミ」と言われているのは、この老人性色素班です。
時間の経過とともに薄いシミがだんだんと濃くなっていきます。
色が濃くなると、自宅では効果がないか、薄くなるまで数年かかることもあります。
炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)
皮膚が炎症を起こしてメラニンが増えて出来たシミです。
虫刺されの後や、ニキビ跡の炎症、掻き傷も炎症になります。
ムダ毛の処理を毛抜きでしていて、炎症を起こしシミになったという事も耳にします。
日ごろのスキンケアで肌に刺激を与え炎症を起こすことがあります。皮膚に刺激を与えないように注意が必要です。
気が付かないうちに、指に力が入り肌に刺激を与えています。
- ゴシゴシ肌をこすって洗顔をする。
- 指に力を入れてマッサージをしている。
などですが、頬紅のブラシが、ほほを刺激してシミになったという事もあります。
頬紅はパフでつけるほうが刺激が少なくなります。
色が薄いうちは自宅で消せますが、色が濃いシミになると自宅で消すには、数年かかることがあります。
肌に優しく触れるスキンケアが大切ですね。化粧水をつけた後に肌をパンパンたたくなんて絶対ダメです!!
雀卵斑(じゃくらんはん)
そばかすのこと。遺伝的なもので、小学生のころから顔にソバカスが出る人がいます。
自宅で消せるシミのまとめ
自宅で消せるシミと、消せないシミをまとめました。
- 紫外線が原因のシミ
- 炎症が原因のシミ
- 肝斑
色が濃くなると自宅で消すのに数年かかることがあります。
ソバカスは美容皮膚科でのレーザー治療がおすすめです。
自宅で消せるシミの種類が分かりました。ここからはシミについておさらいをします。
シミは自然に消えるものです。
若い頃は、日焼しても肌の色が元に戻っていたという事は、誰でも記憶に残っていると思います。
ところが、いつの間にかシミが顔のあちこちにできているってことありませんか?
それは、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が関係しているのです。
肌の深い部分で新しい細胞が作られて、ターンオーバーにより新しい細胞が肌表面にまで押し上げられてきます。
肌表面に押し上げられた細胞は、角質に代わり、垢となって肌から剥がれ落ちてしまいます。シミができていた細胞も本当はターンオーバーではがれ落ちるのです。
年を取ると、シミが自然に消えないのはなぜ?
新陳代謝(ターンオーバー)は、30代を迎えると、時間がかかるようになります。そのためにメラニン色素を含んだシミの細胞が、肌に残っている期間が長くなるのです。
でも、ターンオーバーに75日かかっても、メラニンを含んだシミのある細胞は、角質層に押し出されいずれ垢となって肌から剥がれ落ちていくはずです。
ところが、角質を垢に変える働きのあるプロナーゼという酵素は年齢とともに、働きが低下してしまうのです。
つまり、年齢とともに角質を自分の力で落とすことができなくなり、角質が分厚くなっていくのです。
角質細胞は古い細胞で死んだ細胞のことです。水分がないので黒っぽく見えます。その細胞の中にはシミのある細胞も含まれています。
余計に老けて見えます。
シミを消すためにターンオーバーを活性化させましょう。
きれいな肌を取り戻すには、メラニン色素を含んだ古い角質を剥がれるようにすれば、角質は薄くなります。
早くきれいな肌を取り戻すために、古い角質を一度に大量に剥がせばいいわけでもありません。
剥がしすぎると、出来たばかりの未熟な肌が肌表面に現れます。未熟であるためにバリヤ機能が働かなく、肌の水分が奪われ乾燥肌や敏感肌の原因となる肌トラブルを起こしてしまいます。
出来てしまったシミを肌から消すには、古くなった肌表面にこびりついている角質を適度に取り除き、ターンオーバーを活性化させ、新しい細胞と古い細胞の入れ替わりを行う事です。
出来たしまったシミを家で消す方法
シミがない肌になるためには、できてしまったシミに対する事とこれからできるシミに対する事が必要です。
- 古い角質をため込ませない。
- ターンオーバーの周期を短くする。
古い角質をため込ませない。
出来てしまったシミを消すには、肌に残っている古い角質を取り除き、ため込んだ角質を薄くすることが必要です。
古い角質を取り除く、自宅でできる方法を紹介します。
肌に優しいピーリングで古い角質を落としましょう。
手作りのピーリング剤を使用する。
材料
- クエン酸…5g
- 精製水…50ml
- 容器…熱湯消毒できるもの
作り方
- 容器を熱湯消毒する
- よく冷ました容器に、クエン酸と精製水を入れる
- よく混ぜてクエン酸を溶かす。
- 出来上がり
使い方
- 洗顔をする
- 顔全体に、作ったピーリング剤をつけて馴染ませる
- 30秒~1分程度置く 最初は短い時間にしましょう。
- ぬるま湯ですすぐ
- 保湿をする
市販のピーリング剤を使用する。
手作りのピーリング剤は、肌に優しい反面効果が表れるのもゆっくりとしています。
しっかり、古い角質を落としたいという方には市販のピーリング剤をおすすめします。
【ETVOS スキンピールジェル】
ごわついた古い角質を柔らかくして取り除く「フルーツ酸」配合でお肌がツルツルのたまご肌に。
- グリコール酸、クエン酸、乳酸のトリプル処方で、古くなった角質をスッキリ洗い流す
- フルーツ酸が角質を柔らかくするから、優しくクルクルするだけで古い角質がポロポロ取れる
- 保湿成分のヒアルロン酸配合だから、洗い流した後もツッパらない
- シリコン・パラベン・石油系界面活性剤・鉱物油合成香料・タール系色素など、肌に悪い成分は無配合
スキンピールジェルが試せるトライアルセットがあります。
スキンピールジェルが10gセットになっていますので、肌に合うかを確かめるにはちょうどいいサイズですね。
- 洗顔
- ピーリングジェル
- 化粧水
- クリーム
の4点セットで2,200円(税別)です。
ターンオーバーを活性化させる。
古い角質を取り除いたら、角質の肥大化もずいぶん解消されてターンオーバーは、早くなります。
でも、それだけではシミは消えません。シミを消すためには新しい細胞と古い角質細胞を入れ替えなければなりません。
ターンオーバーを活性化させるには、血行を良くして循環を促し代謝を上げるようにしましょう。
馬油で血行促進
馬油には、抗酸化、抗炎症、保湿、血行促進効果があり、古くから民間薬として使われてきました。
現在も家庭の常備薬として、備えている家庭も多いようです。
人の皮脂によく似た性質があるため、肌によくなじみ、角質層へ自然に浸透していくため、肌の保湿、保護にも効果的です。
- 血行を良くしてターンオーバーを促進する
- 肌の摩擦による、炎症を沈める
- 酸化を防ぐため、シミの予防にもなる
馬油は、クレンジングやマッサージオイルとしても使用できます。
一つあればとっても使い勝手がよくコスパもいいですね。
- メラニンを増やさない。
- 肌の内側の肌表面に出ていないシミの元のメラニンを無色にする。
メラニンを増やさない。
メラニンを作らせないようにするのがシミのない肌への第1歩です。
メラニンが作られるのをストップさせる効果がある美白化粧品も、これから出来るシミを増やさないためには必要です。
プチプラで買える美白化粧品
メラノCC薬用シミ集中対策Wビタミン浸透美容液
ロート製薬のメラノCCシリーズのシミ対策用の美容液です。
一般的にピュアなビタミンC(活性型ビタミンC※)はこわれやすいと言われていますが、ロート製薬は不安定なビタミンCをそのままで安定に配合しています。
【医薬部外品】メラノCC 薬用しみ集中対策 Wビタミン浸透美容液
シミに効果的な医薬品
内服薬は、手の甲や足、背中などのシミにも効果を発揮します。
- シミの原因、メラニンの発生を抑制
- ターンオーバーを促進し、今あるシミを排出する
肌の内側のメラニンを無色にする。
シミのもとのメラニンを無色化することで、シミを増やさないようにします。
コーセーメラノショットホワイト【医薬部外品】
日本初シミの3D解析に成功して、シミのもとメラニンを無色化してシミを増やさない美容液。
ONE BY KOSE メラノショット ホワイト 40mL
本体価格 40㎖ 5,300円
レフィル 40㎖ 5,000円
コウジ酸は天然由来の美白成分で、シミのもとに直接働き、メラニンが働かないようにします。
メラニンが生成されるすべての過程に、働きかけシミのもととなるメラニンを作らせず、シミのもとを無色化します。
- コウジ酸は、肝斑の治療でも使われている、天然由来の美白成分で肌に優しい。
- メラニンの生成抑制効果
- 肌の中のメラニンのかたまりを黒くしないことでシミにならないようにしている。
口コミ
半信半疑でしたがレーザー後のダウンタイムでシミが取れていたのに、また再発し、これを使ってからはシミがまた薄くなってます
継続できる価格というのもうれしいですね。
シミを消すには、医薬品と化粧品では、どっちが効果的?
ここまで、シミ消しに関してお話ししてきましたが、医薬品は体の内側からシミに対してアプローチしていきます。
ですから、スキンケアが及ばない背中や耳、手の甲や足の日焼にも効果を発揮します。
ところが、美白化粧品は、顔に集中してのお手入れです。
どちらが効果的かというよりも、医薬品と美白化粧品を併用したほうがより効果を実感できます。
シミ消しは継続することが一番大切です。
まとめ
シミ消しについて、関しては、できてしまったシミを薄くするのは時間もかかりますので、シミができないように予防するのが効果的です。
紫外線対策はもちろんのこと、食生活など生活習慣を見直しながらストレスを溜めない生活を送るようにしましょう。
- 肥大化した古い角質と落とす。
- ターンオーバーを活性化させる。
- メラニンを増やさない。
- 肌の内側のメラニンを無色にする。
のポイントをしっかり抑えて、シミ対策をしましょう。
【医薬部外品】メラノCC 薬用しみ集中対策 Wビタミン浸透美容液