年齢肌にやさしい美白有効成分って?どんな美白成分を選べばできたシミに効果的ですか?

年齢を重ねるとお肌には、しみやくすみなどが増えてきます。いつまででも肌が美しく透明感のある明るい肌をキープしていきたいと思うのは、年齢関係なく女性の希望です。

しかし、きちんとした美白成分を知らないとイメージだけで商品を選ぶこともあります。

それほど美白成分が入ってない商品を使っていても、効果は期待できません。

このような事をなくすためには、どんな美白成分を選べば自分の悩みを解決できるのかを理解してないといけません。

美白成分はたくさんありますから、美白成分の特徴と、年齢肌の私たちが知っておく方が良い美白成分を紹介します。

その前のシミができる原因を簡単におさらいしておきます。

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シミができる原因

シミとは、メラニン色素が蓄積し、色素沈着したものです。

紫外線を浴びると、メラノサイト細胞が刺激を受けメラニン色素を作り出します。このメラニン色素が肌を黒くすることで、紫外線から肌を守ろうとします。

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メラニンを含む細胞は通常、ターンオーバーにより剥がれ落ちます。しかし、年齢を重ねると肌のターンオーバーの周期が長くなり、剥がれ落ちずそのままシミとなってしまいます。

美白有効成分

厚生労働省が承認する美白有効成分とは、厚生労働省が”メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ”あるいはこれに類似した効能があると認めた成分のことです。

美白有効成分には、

  1. メラニンをできないようにする予防作用。
  2. できてしまったメラニンを薄くする作用。
  3. シミとなったメラニンを剥がす作用。

があります。

メラニンをできないように予防する美容成分

  • ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • プラセンタエキス
  • カミツレエキス
  • コウジ酸
  • エラグ酸
  • ルシノール
  • リノール酸
  • トラネキサム酸

できてしまったメラニンを薄くする美容成分

  • ビタミンC誘導体
  • コウジ酸

シミとなったメラニンを剥がす美容成分

  • ビタミンC誘導体
  • プラセンタエキス
  • リノール酸

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メラニンをできないようにする美容成分

ビタミンC誘導体

「ビタミンC誘導体」にはシミの元であるメラニンの生成を抑える働きと、できてしまったメラニンの色素沈着を改善する効果があります。

また、血行を改善し新陳代謝を高めくすみのない透明感のある肌をつくります。日焼け後すぐの美白ケアや、角質や表皮にメラニン色素が残って、くすんだ状態の肌の美白に有効です。

アルブチン

アルブチンは1994年に江崎グリコによって開発された厚生労働省認可成分です。

当時ハイドロキノンの使用が認められていなかったため、ハイドロキノンとブドウ糖を結びつけてできた物質で、化学的な構造はハイドロキノンにかなり似ています。

メラニン合成に関わるチロシナーゼに直接作用し、メラニンの合成を阻害するため、美白効果があります。

チロシナーゼ

肌が紫外線や大気汚染などの刺激を受けると、皮膚表面で活性酸素が発生します。
表皮の角化細胞から、表皮の奥にある「メラノサイト」(色素形成細胞)へと情報伝達物質が送られ、この指令により活性化するのが「チロシナーゼ」です。

プラセンタエキス

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プラセンタとは哺乳動物の胎盤のことであり、そこから栄養素を抽出したのがプラセンタエキスです。

プラセンタエキスにはシミの発生を防ぐ効果があります。メラニン色素のもととなるチロシナーゼという酵素に直接働き、メラニンが作られるのを抑制する働きがあります。

また、プラセンタエキスの大きな作用の1つが代謝の促進(ターンオーバーの活性化)です。

ターンオーバーが活性化すると、メラニンを含んだ古い角質がはがれ落ちるのを促進させます。それにより、色素沈着したシミやくすみなどか改善されます。

カミツレエキス

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カミツレエキスは、キク科の植物カミツレ(英語:カモミール)の花から抽出されたエキスです。優れた美白効果と抗炎症作用があり、1999年に厚生労働省に認可されました。

紫外線などの刺激を受けると、情報伝達物質がメラノサイト(色素細胞)を活性化させます。そして、メラノサイト内のチロシナーゼという酸化酵素の働きが活発になり、このチロシナーゼがアミノ酸のチロシンを変化させて黒色メラニンが作られます。

カミツレエキスは、メラノサイトに指令を出すエンドセリンと言う情報伝達物質の働きを阻止します。このことで、メラニンの合成を抑えます。

コウジ酸

コウジ酸は日本古来から伝わる米麹から発見された、美白有効成分です。1988年には厚生労働省により美白成分として認可されたのです。

コウジ酸は、メラニンを作り出すチロジナーゼの活動を抑えることでメラニンの合成を抑える働きがあります。メラニン生成を促進する情報伝達物質の産生も抑えてくれます。

色素沈着を抑える働きもあるのでくすみやシミのできにくい肌質となり美白効果が期待できます。コウジ酸は皮膚科でも使われています。ハイドロキノンを使うのが多いのですが、ハイドロキノンでは刺激が強いという方のためにコウジ酸を利用します。

コウジ酸はシミやシワなどの老化現象の原因となる「糖化」を防ぐ働きもするため、アンチエイジング効果としての期待も高い成分です。肌老化の原因ともなりシミやシワ、たるみを引き起こす活性酸素や炎症の発生も抑える作用もあります。

エラグ酸

エラグ酸は「肌の漂白剤」といわれるハイドロキノンと並ぶほどの美白効果があるといわれています。1996年に厚生労働省に医薬部外品として認可されています。

エラグ酸は、メラニンを作り出すチロジナーゼという酵素の働きを抑える力があります。そのためメラニン色素がつくられにくくなることから美白効果があるといえます。

また美白効果以外にも、老化を防ぐ効果・抗菌抗ウィルス効果などもあります。

ルシノール

ルシノールは化粧品ブランドのPOLAが開発した美白成分で、1998年に厚生労働省によって認可されました。

ルシノールの働きは、メラニンを黒色化させるチロシナーゼの働きを抑制することです。
メラニンの元になるチロシンという成分がありますが、チロシンとチロシナーゼが合体することで、メラニンが黒色化します。

ルシノールはチロシンよりも早くチロシナーゼと結合するために、チロシナーゼがチロシンと合体してメラニンが黒くなることを防いでくれます。

リノール酸

リノール酸は人体内で生成できない必須脂肪酸のひとつです。

リノール酸は肌への浸透性が高いため、すぐに真皮まで浸透してしまいます。これを改良して表皮(メラニンが生成される部分)に留まるようにしたのが、「リノール酸S」と言う成分です。

チロシナーゼの働きを抑えるだけでなく、分解してしまう力も持っていますので、シミの元となる部分にアプローチします。本格的な美白ケアが実現できます。

トラネキサム酸

トラネキサム酸(トランサミン)には、メラニンの生成を抑制する作用、炎症を抑える作用などがあり、肌荒れやシミ、そばかすを改善し予防する効果があります

肌は紫外線を浴びると、メラノサイトにメラニンを作るように指令を出す情報伝達物質が伝達されます。

トラネキサム酸は、その情報の中に含まれるシミ発生物質「プロスタグランジン」などをブロックし、メラニンの生成を抑えてシミ、そばかすを防ぎます。

肝斑の発症に影響があると考えられるのが、タンパク質分解酵素「プラスミン」です。トラネキサム酸の特徴は、抗プラスミンの作用があることです。メラニンが作られる前からメラノサイトの活性化を抑制し、肝斑の発症を抑えると考えられています。つまり、シミができる前の段階からシミが作られるのを防いでいるのです。

ハイドロキノン

ハイドロキノンがシミに最も効果的です。

ハイドロキノンは一般的なアルブチンやコウジ酸などに比べ、約100倍もの美白作用があると言われ、”肌の漂白剤”とも呼ばれる強力な美白剤です。

ハイドロキノンはシミを予防するだけでなく、皮膚に沈着したメラニン色素にまで働きかけることから、できたシミにも効果的なのです。

ハイドロキノンの濃度

このように効果が高いハイドロキノンですが、濃度によって刺激も違います。美容皮膚科などで処方されるのは4%を超える高濃度のハイドロキノンが処方されています。

これは医師の監修の元きちんとコントロールされているから大丈夫な濃度だということです。

ハイドロキノンは、厚生省から認められている配合は2%までです。

化粧品に配合されるハイドロキノンの量は、効能効果の範囲内の量になっています。

ハイドロキノン1%~3%

刺激が少なく、一般的に安全性の高い配合濃度といわれています。効果が低くなるという声も聴かれます。

肌が弱い人などは、この濃度でも刺激を感じる人がいますので注意が必要です。

ハイドロキノン4%~5%

美容皮膚科で処方されるのが4%以上のハイドロキノンが多いようです。

医師のコントロールの下処方される濃度ですから、初めてハイドロキノンを使う場合は濃度の低いものから使うようにしましょう。

どうしても4%以上のハイドロキノンを使いたいと言う場合は、必ずパッチテストをしてみてください。あくまでも自己責任でお願いします。

まとめ

厚生労働省認可の美容成分をまとめてみました。

市民の漂白剤と言われているハイドロキノンについては、厚生労働省が認めているのは2%の配合までですので、厚生労働省の認可美白成分の中には入れておりません。

しかしながら、美白の主流成分はハイドロキノンで間違いありません。

安全に使うためには、

  • ドクターズコスメを利用する。
  • 美容皮膚科で医師の監修の元ハイドロキノンを利用する。

のどちらかをおすすめします。

ハイドロキノン配合のスキンケアは、

いつも紫外線対策はしているのに、明るい日差しの下で顔をみてみると、目尻にちらほら薄~~いシミが見えるんです。 昨日までなかったような、それと.....

も参考にしてください。