あなたが50代ならば、自分の年齢に合う化粧品をどのようにして選んでいますか?
なんとなく今まで使っていたブランドだからとか、ランキングを見て決めていませんか?
年齢を重ねていくと肌も変化し、その変化に対応する化粧品を選ばないと、ご自分の悩みに
が解決できないばかりか、その悩みがより深くなることでしょう。
50代の化粧品選びはどのようにすればいいの?
肌の変化をきちんと認識し、どのような成分が肌に必要なのかを見極めることです。
40代・50代の女性も本当に若くきれいな人がたくさんいらしゃいます。
いつまでも若く美しくいるためには、自分自身の努力が必要ですが、それも抑えるポイントがあるのです。
そのポイントをお話しします。
いつまでも若く美しくいるためのポイントは?
- 保湿・コラーゲン対策
- シミ対策
- 若く見えるメイクを心がける
この2つを徹底することで若々しい肌を保つことができます。
保湿・コラーゲン対策
保湿対策
肌の水分保持成分は、 50代になると20代の半分以下に減少します。
肌の水分を保っているのが、細胞間脂質です。
角質層の中の角質一つ一つをつないでいるのが細胞間脂質です。この細胞間脂質の中に含まれている保湿成分を補ってやることが肌の保水能力を高めることになるのです。
保水能力が高い保湿成分として
- セラミド
- スフィンゴ脂質
があります。
生物の体を乾燥から守る成分です。
私たちの体にそなわっている「バリヤ機能」を正常に働かせます。
乾燥で悩む方なら、積極的にセラミドが配合されているスキンケアを選ぶようにしましょう。
コラーゲン対策
真皮層のコラーゲンは、コラーゲン配合の化粧品では強くなりません。
エラスチンが必要なのです。弾力のあるしなやかなと言う意味で、肌の弾力のためにはどうしても必要な成分なのです。
エラスチンは主にコラーゲン同士を結びつける働きを持つ繊維状のタンパク質です。食事から取るのが難しいので、サプリメントなどを利用してうまく取り入れたいものです。
エラスチンは、真皮層の線維芽細胞を活性化させることで、生み出されます。私がおすすめするのは、卵殻膜です。
卵殻膜は、人間のアミノ酸組成に非常に近い構成で、コラーゲンとヒアルロン酸を含有しているという特徴を持った、自然界唯一の素材です。
卵殻膜成分でヒト線維芽細胞が活性化・装飾してコラーゲンの発現量やヒアルロン酸が増殖したことが確認されています。
シミ対策
シミの原因は紫外線です。つまり美白が必要だということです。
美白が必要だとわかって何でもかんでも美白の化粧品を使えばシミが薄くなるかと言えばそういうようなことではありません。
まずは自分のシミがどういうようなシミなのかということを認識することからが始まりです。
シミには6つのタイプがあるそうです。
- 炎症性色素沈着「肌荒れ記憶じみ」
- 肝斑「ぼんやりじみ」
- 老人性色素斑「日焼け記憶じみ」
- 雀卵斑「ソバカス」
- 脂漏性角化症「出っ張りじみ」
- 花弁状色素斑「日焼けじみ」
1と2のシミに関しては、乾燥対策とターンオーバーを正常な状態に戻しす事が必要です。
乾燥対策としてはセラミド配合のスキンケアを使いましょう。
若々しく見えるメイクを心がける。
50代になって若い頃とおんなじようなメイクをしていると、周りの人からちょっと浮いてる感じがするのではないでしょうか。
ファンデーションは薄付きでツヤのあるものを選び、口紅は日本人の肌の黄色に合うオレンジ系など明るい色をつけます。
あまりごちゃごちゃとアイシャドーなどを塗らず、肌の美しさをポイントにすることです。美しく透明感のある肌を見せる事をポイントにすればいいと思います。
年齢が高くなるとシミ・シワ・くすみなどが悩みとなりますが、それを隠すためにファンデーションの厚塗りもすると、ちょっと痛々しい感じがします。年齢似合うメイクを心がけるようにしましょう。
まずは、肌を美しくすることから始めましょう。
昔から肌がキレイなら七難隠すと言われているほどです。
まとめ
年齢肌に合う化粧品というのは、一概にこれというわけにはいきません。
一人一人の肌が違う事や肌の悩みは人それぞれに違っているからです。
しかし、年齢を重ねた肌の悩みは乾燥・たるみ・シミ・くすみのどれかに一致します。また、肌の状態をよくするためには、保湿対策を徹底することが一番の近道です。
自分の肌に合うスキンケアを探すために、いろいろなトライアルセットを使ってみることをお勧めします。