年齢を重ねた肌には、クレンジングの選び方がとても大切です。
クレンジングの選び方がなぜ大切なのかというと、クレンジングが一番肌にダメージを与えていることをご存知でしょうか?
ファンデーションが一番肌にダメージを与えていると考えている方が多いと思いますが、実際には、「どうせメイクを落とすだけだからどんなクレンジングでもいいわ。」とか「人気みたいだから、これでいいや」というような感覚でクレンジングを選んでいたら、お肌に深刻な影響を及ぼすようになります。
スキンケアの基本は洗顔と言われていますが、女性は10代よりメイクをしています。
メイク用品も洗顔せっけんで落とせるメイクならいいのですが、洗顔だけで落とせないメイクもまだ数多くあります。となると私たちはクレンジングの選び方も肌に負担をかけないものを選ばないといけません。
今日は、クレンジングについてお話しします。
クレンジングの種類
クレンジングの種類は、
- オイル
- リキッド
- ジェル
- クリーム
- ミルク
とあります。
オイルクレンジング
オイルクレンジングは最もメイクを落とす力が強いタイプのクレンジングです。
界面活性剤も油分も多く含まれていますので、ウォータープルーフのメイク製品も簡単に落としてしまいます。それだけ肌のダメージも大きく、乾燥しやすいクレンジングです。
私はまだ20代のころ、オイルクレンジングを使っていました。ウォータープルーフのマスカラやパンケーキがするっと落ちていたので、とっても気に入って何十年も使っていました。
リキッドクレンジング
油分が少ないですが、オイルクレンジングと同じくらいメイクを落とす力が強いクレンジングです。一般的にオイルクレンジングの次に洗浄力が強いといわれています。
濃いメイクやポイントメイクを落とすのに適しています。
ジェルクレンジング
「プルプル トロ~~ン」としていて、白濁しているタイプや透明タイプのものがあります。
クレンジングジェルには4種類あります。
- 水性ジェル(オイル配合なし)…油分ゼロ・界面活性剤多い
- 水性ジェル(オイル配合)…油分少な目・界面活性剤多い
- 油性ジェル…油分多め・界面活性剤少ない
- オイルジェル…油分多め・界面活性剤少ない
水性ジェルは、メイク落ちがあまりよくないです。薄化粧の人におすすめのクレンジングです。
クリームクレンジング
油分と界面活性剤のバランスが取れているものが多く、肌への負担が少ないものが多いです。
ミルククレンジング
肌へのダメージが少なく、洗浄力がとても優しいのですが、濃いメイクなどは落とせません。
水分が多いのでトロ~としたテクスチャのものが多いようです。
このほかにもウォータークレンジングやふき取りタイプのクレンジングもあります。どちらも肌への摩擦などで肌への負担は相当かかります。
クレンジングは、その日のメイクの状態で選ぶことが大切です。ウォータープルーフのメイクのときはオイルクレンジングやリキッドクレンジングを使うようにしましょう。
しかし、年齢を重ねた肌には肌の意優しいクレンジングを使うことが基本です。
一番お肌に優しいミルククレンジングがおすすめです。
一体クレンジングのどの成分がお肌に負担をかけるのかというと、「油分」と「界面活性剤」です。
この2つは、メイクやいらない皮脂を落としてくれる重要な役割を果たしますが、同時に肌に必要な油分も取り過ぎてしまうという欠点も持ち合わせています。
一番メイクをするっと落としてくれるオイルクレンジングには油分も界面活性剤もたくさん配合してあります。
ミルククレンジングのメリット
お肌に優しいミルククレンジングには、油分も界面活性剤もあまり配合されていません。
- 肌への負担が少ない
- 乾燥肌や敏感肌でも使用できる
- 肌のこすらずにクレンジングをなじませることができる。
ミルククレンジングのデメリット
- メイクを落とすのに時間がかかる
- ポイントメイクやウォータープルーフのメイクは落ちにくい
- ぬるぬる感を感じることもある
肌への負担が少ない分だけ、オイルクレンジングのように塗ればするっとメイクが落ちるというようなことはありません。
丁寧にマッサージするとメイクが浮いてくるので時間がかかります。
また、紫外線対策としてウォータープルーフの日焼け止めを使っている人はミルククレンジングでは落ちません。
日焼け止めをミルククレンジングで落ちるタイプのものにかえるといいですね。
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おすすめのミルククレンジング
ビサキクレンジングミルク
心まで解きほぐす、究極の使用感と優しい洗い上がり。カモミール、月桃、ゼラニウムが肌を整えながらメイクや汚れをすっきり落とし、ライスエキス、セラミド、アボカドが肌の潤いを守りながらしっかり保湿。化粧水を忘れるほどの潤いに満ちた肌へ。ローズアブソリュート香る、ヌルつきや油膜感のないスッキリとした洗い上がり。
防腐剤・殺菌剤・石油系界面活性剤・香料・鉱物油・紫外線吸収剤・合成色素を一切不使用
サッポークレンジングクリーム
サッポーのクレンジングクリームは、洗浄剤としての界面活性剤を使用せず、保湿クリームと同じ構造で作られています。一般の洗浄剤のように汚れを溶かさずに、汚れだけを浮かび上がらせます。
敏感肌の方も安心して使用することができます。
サッポークレンジングクリーム(ハーフ)&ピュアマイルドEXソープ&石けんケース
まとめ
年齢を重ねた肌には、肌に負担をかけない化粧品を使用することが求められます。
ウォータープルーフのメイク製品や日焼け止め、ファンデーションなどはクレンジングを選び必要があります。
しかし、オイルクレンジングやリキッドクレンジングなどは、ウォータープルーフのメイクなどもすると落としますが、それだけ肌に負担をかけます。
今日紹介した、ビサキのミルククレンジングとさーポーのクレンジングクリームは肌への負担を掛けません。
しかし、濃いメイクやウォータープルーフのファンデーションなどは落とすことができません。
年齢を重ねたら、肌の美しさを生かすファンデーションを選びましょう。