年齢を重ねてくると肌が乾燥しがちになりますので、保湿のお手入れは充分にしています。
お肌は乾燥していないのに毛穴の開きや肌のブツブツが気になります。
これは一体どうすれば良いのでしょうか?
このページでは、基本的な毛穴の開きのお手入れ方法と、たるみ毛穴についてお話しします。
毛穴がたるんでいるだけで、実年齢よりも老けて見られてしまいます。
たるみ毛穴のお手入れ方法、肌にハリを持たせる方法なども紹介します。
ハリのある肌を一緒に取り戻しませんか?
たるみ毛穴とは?
40代以降に多くなるたるみ毛穴は、小鼻の側から頬にかけてできるなみだ状になった開いた毛穴のことです。
若い頃は、皮脂の分泌が多く毛穴の黒ずみや角栓の詰まりで悩んでいた人たちも年齢を重ねるたびに皮脂の分泌が少なくなり、このたるみ毛穴に悩まされている人が多くなってきています。
毛穴のトラブルは、 3つに分類できます。
- 毛穴のつまり
- 毛穴の開き
- 毛穴のたるみ
詳しく見ていきましょう。
毛穴の詰まり
過剰に分泌された皮脂と古い角質が角栓となって毛穴にフタをし、毛穴内部で溜まった皮脂と汚れが原因で炎症を起こした状態。
毛穴の開き
過剰に出た皮脂が原因で毛穴が広がってしまった状態。
毛穴のたるみ
加齢とともに出てくる症状で、毛穴が縦に伸びた状態。
「毛穴の詰まり」や「毛穴の開き」と、「毛穴のたるみ」は同じ毛穴トラブルでも、症状が違うので、ケアの方法も違うのです。
毛穴の開きお手入れ 基本の3つ
- 保湿ケア
- お肌の活性化
- 角質ケア
この3つが基本になります。
詳しくお話ししていきましょう。
保湿ケア
毛穴の開きには肌の乾燥が関係しています。年齢を重ね肌が老化してくると、肌の保湿機能が低下してきます。セラミドや天然保湿因子などが配合された化粧品を使ってお肌の水分を充分に保つようにしましょう。
保湿ケアにはセラミド配合の製品がオススメです。
を参考にしてください。
肌の活性化
お肌を活性化させるという事は、肌のターンオーバーの周期を若い頃のように28日周期に近づけるということです。
年代別ターンオーバーの目安周期は、下のとおりです。
- 10代 約20日
- 20代 約28日 (基準)
- 30代 約40日
- 40代 約55日
- 50代 約75日
- 60代 約100日
50代では75日(2ヶ月半)60代では100日(3ヶ月と10日)も皮膚が入れ替わるらずに、薄汚れた皮膚の残骸や、とれきらないしみのあとが2か月半から3ヶ月も自分が肌の上に乗っているというのはいい気持ちがしませんよね?
それで肌の活性化をしましょう。
マッサージなどが効果的なのですが、やり方によって余計に肌のたるみなど引き起こすことがあります。マッサージを行う場合はリンパマッサージを行うようにしましょう。
お肌を傷つけないように滑りのよい乳液やクリームを使うことをおすすめします。
リンパマッサージの方法
リンパマッサージの方法は、ビーグレンの新製品「QuSomeリフト」のパンフレットに載っています。
「QuSomeリフト」は、たるみやほうれい線が気になる肌のために開発したマッサージ美容液。
独自の複合成分「QuSome®フェイスリフトコンプレックス」が、重力と加齢に負けない引き上がった肌へ導きます。年齢によるゆるみも引き締めて引き揚げて理想のラインが蘇るマッサージ美容液。
「QuSomeリフト」 60g 7,560円
角質ケア
年齢を重ねてきたら、スキンケアの中に週に一度取り入れて欲しいのが角質ケアです。
ターンオーバーが遅くなるというのは先程も説明した通りですが、角質がパイの皮のように幾層にも重なり、毛穴の開きや詰まりの原因になります。
化粧水を浸透させようと思っても、化粧水浸透も 悪くなります。肌に負担の少ない酵素洗顔や
年齢肌でも使えるクレイ洗顔、洗い流すタイプのピーリング化粧品を週に1回のお手入れとして取り入れることをおすすめします。
手軽に利用できるのが、オールインワンゲルです。
パーフェクトワン ホワイトニングジェル
50代のハリ肌にこれ一つ。
化粧水・美容液・乳液・クリーム・アイクリーム・パック・化粧下地・保湿・美白・マッサージの10役をこれ一つで。
角質層のすみずみまで潤いをめぐらせながら、
ベールのように肌を包んで保護するオールインワンジェル。
医薬部外品のオール・インワンゲル 医学雑誌にも掲載されました。
メディプラスゲル
化粧水・乳液・美容液が1つになった「奇跡のゲル」。
保湿成分セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸を含む29種類もの美容成分が肌にぐんぐん浸透し内側からもっちりとしたうるおいとハリを与えます。
化粧水・乳液・美容液の効果をこれ1本に凝縮。
たるみ毛穴の原因
たるみ毛穴の原因は、肌のたるみです。
上の図のように、真皮層のコラーゲンやエラスチンが年齢とともにどんどん少なくなり、弾力もなくなります。
肌の弾力がなくなると、皮膚の土台が緩みたるみとなって現れます。
このように皮膚が頼むと同時に毛穴も引っ張られるために涙のような形となりたるみ毛穴となっていきます。
毛穴のたるみを解消するには?
毛穴のたるみの原因は肌のたるみが原因です。
肌のたるみは真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少にあります。
真皮層のコラーゲンを活性化させるために、繊維芽細胞の働きを活発化させる、成長因子や卵殻膜などの成分が入っているスキンケアを使いましょう。
EFG(上皮成長因子)
EGFは体の成長や肌の健康の維持にかかせないタンパク質の一種で、皮膚やコラーゲンを修復・再生する成長因子です。
EGFはもともと体内に存在しますが、年齢と共に減少します。
FGF(線維芽細胞増殖因子)
FGF(線維芽細胞増殖因子)は、人間の体内にあるたんぱく質の一種で、線維芽細胞そのものを増殖させ、コラーゲンやエラスチンの生成を活発に繰返します。
プラセンタ
プラセンタも牛や馬の胎盤(たいばん)から細胞分裂を促進する成長因子と栄養分を抽出物したもので、肌を美しくしたり、傷んだ肌を修復したり、体を若々しく保ったりする栄養素や、細胞の分裂・増殖を促進させる成長因子があります。
卵殻膜
卵殻膜はタマゴの殻の内側にあるわずか0.07mmの薄い膜のことです。
その組成は人間の皮膚や他の部位のアミノ酸組成と非常に近い構成であり、さらにコラーゲンとヒアルロン酸を含有しているといった特徴を持つ、自然界における唯一の素材です。
卵角膜について詳しくは、
お話ししたように、スキンケアは真皮層まで美容成分が浸透しないということなのでFGFやEFGはプラセンタや卵殻膜のサプリメントなどから摂取するのがいいでしょう。
サプリメントを複数摂取するのは費用対効果が悪くなります。
プラセンタなら、馬プラセンタの母の滴、卵殻膜なら、
TO-II+SUPER EVOLUTION(150粒)です。
実際私も卵殻膜を1年ほど飲み続けていますが、なんとなく爪が強くなったり、白髪の量が少なくなってきています。
まとめ
毛穴の開きや肌のブツブツを直す方法は、肌の保湿を行い、ターンオーバーを活性化させることがポイントです。
肌が乾燥している状態でターンオーバーの活性化に取り組んでも、肌には負担をかけてしまいます。
毛穴のたるみについては、肌のたるみを改善するようにしましょう。
肌のたるみは、真皮層の線維芽細胞を活性化させることが近道です。そのためには成長因子や卵殻膜が配合されているスキンケアやサプリメントを使うことをおすすめします。
肌がたるんでいたら、とても老けて見られます。
スキンケアやサプリメントで追いつけない場合はたるみを解消する美顔器もおすすめです。