春が近くなると、日差しも明るくなり気分も明るくなります。
その春の日差しの中で。化髪に自分の顔を映してみると、
「えっ?」
と感じることがあります。
いつの間にこんなにほうれい線が深くなっていたの?シミが大きくなったみたい。肌全体がこんなにどんよりしていたっけ?と悩みの種があれもこれもと吹き出してきます。
見なければよかったと思っても、見てしまったからにはどうにかしないといけません。
年齢肌が気になりだしたら、あれもこれもと気になります。
シミが気になりだしたら、肌のくすみも気になります。
そのようにお顔をじっと見ていくと、ここはたるんでいる、目尻のシワがひどい、口の角が下がっている、毛穴が開いているなど年齢肌の悩みは尽きるところを知りません。
ここで、知らないふりをしたら肌は取り返しの付かないようになることがあります。
自分の肌の状態をきちんと見つめて、それに合うようなお手入れをしていきましょう。
めちゃくちゃ綺麗になることなんて望んでいないので、人並みよりもちょっと上に行きたいですね。
1度にすべてに効果がある方法はありませんので、一つ一つの原因と対策を考えていく必要があります。
実際の肌が年齢以上に老けて見えるというのは、肌のくすみが原因です。
くすみの原因は加齢だけではありません。
メラニンくすみ
紫外線を浴びることによって、肌はメラニンを作ります。
ターンオーバーが正常ならばメラニンは排出されるのですが、ターンオーバーが正常でない場合はそのまま定着してくすみになります。
汚れくすみ
毛穴に詰まった汚れや古い角質が、角質層での光の反射が乱れ肌がくすんでいるように見えます。
乾燥くすみ
乾燥により肌が水分を保てない状態になっています。
水分がたくさんあるとふっくらとしてますが、水分が足りないとシワの原因となり肌もくすんで見えるようになります。
黄ぐすみ(糖化による)
体内の糖質がタンパク質と結びついてAGEsという物質になり、身体のさまざまなところにダメージを与えるという現象です。
コラーゲンを硬化させるほかに、成人病の原因となります。
糖化によって肌が黄色くくすんで見えるのです。
それぞれのくすみの対策方法。
メラニンくすみの対策
メラニンくすみの原因は紫外線ですので、美白成分が含まれた化粧品を使ってお手入れします。
ビタミンC誘導体・プラセンタエキス・トラネキサム酸など美白成分を配合した医薬部外品がありますので、自分のお好みなのを選びましょう。
医療機関に行くと、ハイドロキノン・レチノイン酸などより効果が期待できる成分が入った処方箋を出してくれます。
汚れくすみの対策
ケミカルピーリングでターンオーバーを正常にしましょう。
ピーリング用の化粧品を使用して古い角質のみを取り除くようにします。
その後はきちんとお手入れをするようにします。
乾燥くすみの対策
保湿第一です。
うるおい成分をたっぷり角質層に届けるようにします。
優しく洗顔した後にうるおい成分のある化粧水をたっぷり肌に与え、その後美容液やクリームで水分が蒸発しないように保護します。
黄ぐすみの対策
食生活を見直すことをまず初めにします。
糖質を控えるようにします。
ご飯やパン・とうもろこし等を制限するようにします。
またお菓子も控えます。
食事のときには野菜を先に食べるようにします。
まとめ
肌のくすみは、顔色を悪く見せ、老けて見られる原因です。
自分の肌のくすみの原因を理解して、きちんとした対策を取るようにしましょう。
くすみがなくなるだけで、お肌は垢ぬけて見られます。