外出するときは、日焼け止めを塗って日傘も差していたのに日焼けしていたことってありませんか?
汗をかいたりしたら日焼け止めは塗りなおさないと効果を発揮できません。
こまめに化粧室などで塗りなおしたいですね。
今日は、日常レベルのうっかり日焼けから、やけどのような日焼けのことまで日焼けした後のお肌のお手入れのことについてお話しします。
あなたの日焼けの状態は?
日焼けは、火傷の種類のひとつに当てはまります。
長時間、紫外線にさらされていると、長い時間をかけてじっくりと紫外線から皮膚を焼かれているのと同じことです。
日に焼けた後すぐに、赤くなったり痛みを感じるのではなく、紫外線を浴びて、5~6時間経過後に痛みを感じたりします。
気がついたときには、ひどい人は水膨れになっていたりすることもあります。
自分自身の日焼けの状態を確認しましょう。
レベル1 皮膚が赤くなってヒリヒリする。(表皮のみ)
レベル2 赤くなり水ぶくれができる。(皮膚の中間層まで)
皮膚が赤くなってヒリヒリする状態ならば、自分でケアすることが可能です。
ほとんどの方が、レベル1の表皮のみのトラブルが多いのですが、もしあなたの日焼けがレベル2の水ぶくれができていたりするのならば、応急処置として、とにかく冷やして皮膚科を受診することをおすすめします。
皮膚が赤くなってヒリヒリする時
とにかく冷やします。
火傷した時はその部分を、冷しますよねそれと同じことです。
日焼けは火傷の状態ですから
- 水道の水や、シャワーで水をかけて冷やし続ける。
- 氷を使って冷やす。
- 保冷剤をタオルなどで包んで冷やす。
- 熱さまシートなどで冷やす。
- 火傷用の薬を塗って、その上から冷やす。
という方法がありますので、ひとつづつお話しします。
水道の水や、シャワーで水をかけて冷やし続ける。
台所で火傷をした時などは、すぐに蛇口をひねって水をかけます。
日焼けは火傷の1種ですので、火傷をした時のケアを考えて下さい。
水流が強い強いシャワーなどは、皮膚に痛みを感じることがありますので弱い水流で皮膚のヒリヒリがなくなるまで水をかけて冷やし続けましょう。
氷を使って冷やす。
氷水を作り、その中にタオルをつけ軽く絞って、炎症を起こしている部分に当てましょう。
背中など一面に日焼けしている場合は、バスタオル等を使いましょう。
日焼けをしている面積にもよりますが、日焼けをしてない部分にもタオルを当てていると体が冷えてしまいますので注意が必要です。
保冷剤をタオルなどで包んで冷やす。
アイスノンなどを使って冷やす場合は、皮膚に当てても痛くないような素材のもので包むことをおすすめします。
ガーゼなどがお勧めです。ガーゼ以外にも手ぬぐいが薄くて、冷たさをすぐに皮膚に届けることができるので、手ぬぐいがあるといろいろと便利です。
熱さまシートなどで冷やす。
熱さまシートや冷えピタなどは、皮膚にくっつくので使い勝手が非常にいいです。
また凹凸のある部分にもぴったりフィットしてくれますので、日焼け後の熱を取るのには大変便利なグッズです。
火傷用の薬を塗って、その上から冷やす。
またオススメなのが、火傷用の塗り薬などがあったら薬を塗り、その上から冷たいタオルなどを当てるとより効果的です。
オロナインH軟膏はどの家庭にも1つはある常備薬だと思います。私が火傷したときに勧められたお薬が赤い塗り薬でした。
紫雲膏といい、花岡青洲が創案した軟膏です。
紫雲膏は漢方処方にしたがって,生薬を配合し製した軟膏で,特異な色と
芳香があります。
真っ赤な軟膏です。火傷で赤くなったところにぬると、余計にひどくなったように見えますが、軟膏の赤い色との見分けがつかないだけです。実際には軟膏をぬると、火傷はよくなっていきます。
もし自宅にオロナインH軟膏などや馬油がある場合はそれを使うことをおすすめします。
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ヒリヒリするのが収まったら保湿をしましょう。
紫外線と皮膚の炎症で水分がお肌からなくなって、カサカサに乾燥した状態になっています。
日焼け後は肌が敏感になっていますので、普段使っているスキンケア製品では肌に刺激的かもしれません。敏感肌用のスキンケアで保湿成分たっぷりのものを使うようにしましょう。
- 保湿効果の高いローションを使用しましょう。
- ローションパックやシートパックなどでお肌を保湿しましょう。
- 目の日焼けには、硫酸亜鉛配合の目薬を使いましょう。
- 頭皮もきちんとケアをしましょう。
保湿効果の高いローションを使用しましょう。
保湿効果といえばセラミドです。
セラミド配合されているスキンケアを使って、肌のうるおいを充分に保ちましょう。
セラミド高濃度配合スキンケアは、

を参考にしてください。
ローションパックやシートパックなどでお肌を保湿しましょう。
セラミドが配合されている化粧水で、ローションパックやシートパックなどをするとお肌に水分が行き渡ります。
シートの水分がすぐなくなってしまうのがわかるかと思います。その分お肌はカラカラになっていたと言うことです。
目の日焼けには、ヒアルロン酸入りの目薬を使いましょう。
目も日焼けして乾燥します。
目がしょぼしょぼするときは目が乾燥している可能性があります。ヒアルロン酸入りの目薬を使ってうるおいを補給しましょう。硫酸亜鉛が入っている目薬は紫外線ダメージや炎症を抑える作用があります。
バイシンUV
バイシンUVは、「硫酸亜鉛水和物」の収れん作用により、傷ついた組織の回復を促
進し、紫外線などによる炎症を効果的に改善。「コンドロイチン硫酸エステルナトリ
ウム」が紫外線を浴びた角膜の表面を保護します。また充血クリア成分「塩酸テトラ
ヒドロゾリン」配合で、紫外線による炎症等で起こってしまった充血にも効果的です。
ロートUVキュア 10mL
部分的なケアや保湿対策が一通り終わったら、
肌の水分蒸発を防ぐようにしましょう。
肌の保湿ができてきたなら、水分の蒸発を防ぐように油分で蓋をするようにしましょう。
部分的なケアや保湿対策が一通り終わった段階では、まだお肌が熱を持っている状態です。ですから水分の蒸発も早く、よりお肌は水分を欲しがっています。
十分にお肌に水分を補給した後に、乳液やクリームなどで水分の蒸発を防ぎましょう。
乳液やクリームを塗った後でも、肌が熱っぽいと感じた時は冷やし続けて肌の熱さを取るようにしましょう。
ヒリヒリが治らなかったら皮膚科に行きましょう。
いろんなことをやってみてもヒリヒリがおさまらなかったら、皮膚科を受診して炎症を抑えるお薬を処方してもらいましょう。
また、日焼けで湿疹ができる場合があります。この場合は発疹ができかゆみを伴うことがあります。紫外線によるアレルギー反応を起こしている可能性が高いです。
この場合は、冷やしてもおさまりませんので皮膚科を受診して抗アレルギー剤を処方してもらうようにしましょう。
また日焼けの状態がひどくて水ぶくれになる場合もあります。この場合はつぶさずに自然と水が引くのを待ちましょう。もし水ぶくれが潰れた場合は、化膿しないように抗生剤入りの薬を塗るようにしましょう。
日焼けで水ぶくれになった場合は、冷やしてすぐさま皮膚科を受診することをおすすめします。
体の内側からも日焼け止め対策をしましょう。
体の外側のケアだけでなく、体の内側からもケアしていきましょう。
皮膚の再生のために良い食べ物は、
- ビタミンC
- ビタミンA
- ビタミンE
- 亜鉛
- コラーゲン
- ビタミンB2・B6
などがあります。
これらの栄養を一度に取ることはなかなか難しいのが実情です。
日焼け後の肌回復を急ぎたい場合は、サプリメントで補うようにしましょう。
ドラッグストアなどで気軽に手に入るサプリメントの中でもハイチオールCなどはお勧めです。
ハイチオールCホワイティア
【第3類医薬品】ハイチオールC ホワイティア(40錠)【ハイチオール】
アスタリフトピュアコラーゲンドリンク
また、エイジング用のコラーゲンドリンクは、ヒアルロン酸、ビタミン、ミネラルなど肌に必要な栄養素がいっぱいです。日焼け後のお肌の回復に活用してください。
日常のお手入れについては

を参考にしてくださいね。
やっと美白のお手入れができるようになりました。
美白ケアは美白成分がお肌の刺激となることがあります。ですから日焼け直後に使うことはおすすめできません。
日焼け直後の炎症であるヒリヒリやお肌の赤みや乾燥かなくなってから使うようにしましょう。
美白成分には2つあります。
- できてしまったシミをケアする成分
- これからできるであろうシミを作らせない成分
日焼けのあとは2のこれからできるであろうシミを作らせない成分が配合してあるスキンケアを選んでお肌のお手入れをしましょう。
しかし最近のスキンケアは、
できてしまったシミをケアする成分とこれからできるであろうシミを作らせない成分両方に効果的なスキンケアができたのです。
アスタリフトの「攻め」て「守る」美白スキンケアです。
「攻め」ですでにできてしまっているシミにアタックし
「守る」でこれからのシミを作らせないようにしてくれるので、完全にシミを防御できます。
アスタリフトは富士フイルムから出ているスキンケアです。フジフルフィルム独自の技術によって美容成分をナノ化してシミの原因のところまで美容成分を直接届けることができました。
アスタリフトホワイトについては、

詳しく解説していますのでご覧にになってください。
アンプルールラグジュアリーホワイト ドクターズズコスメです。
独自の新安定型ハイドロキノンにより、今あるシミをスポット直撃。
ぴたっと密着して集中ケア。
出来てしまったシミには、24時間顔全体を徹底美白。
アンプルールの美白については

に詳しく書いています。
紫外線を浴びたら、お肌のコラーゲンが減少します。
私たちが紫外線浴びたら、お肌のコラーゲンが損傷してしまいます。
普通ならばコラーゲンは体内で代謝され、傷んだコラーゲンは排出され新しいコラーゲンが生み出されています。ところが紫外線を浴びると、コラーゲンの正常な代謝するサイクルが乱れてしまいます。
そうするとお肌のハリや弾力がなくなってしまいます。
お肌のハリや弾力のためにはコラーゲンが必要不可欠となってきます。体の内側からもコラーゲンを生み出すことができるように食事などでコラーゲンを補給することが大切になります。
コラーゲンドリンクについては、

を参考にしてください。
まとめ
日焼けは火傷の1種です。くれぐれもお手入れも怠らないようにしましょう。
日焼けした時のケアのポイントは
- 冷やす。
- 保湿する。
- 水分を逃さないように蓋をする。
- 痛みがとれなかったり水膨れになった場合は迷わず病院へ。
年齢を重ねての日焼けはとても強い刺激です。
老化の原因は紫外線だからです。紫外線対策をしっかりとして秋になっても美しい肌でいたいですね。